今回は、「モチベーションは保ち続けられるのか」という誰しも一度や二度はぶつかる壁について記述していきます。
さて、皆さんは、「現状を変えたい」「自分で稼ぐ力を手に入れたい」「マーケティングを学びたい」と思って、実際に私のサイトを訪れてくださったのではないしょうか。
最初のうちは、やる気十分。本屋さん、図書館、ネットで溢れる数多ある情報から、徹底的に時間の許す限り勉強してやるぞ!と意気込んでいると思います。
それが3日で強制終了。ゲームオーバーになっていませんか。
実は私、3日坊主の常習犯。スクールに入って最初のうちは、フルタイムの仕事にも関わらず、5時間以上在宅でできるあらゆる仕事をリサーチし、学んでいました。受験生かと思うくらい熱心に学び、寝ることも食べることも忘れ、毎日が充実していました。
しかし、その生活が1週間続いたある日の休日。家には夫がいて、テレビをみて、お菓子を食べてまったりと過ごしているじゃないですか。
本来、グータラが好きな私は、その光景の羨ましさに、
「今日くらいは休んでいいよね?」
たったの1分ですらPCの前に座りませんでした。
その日から、私のやる気はどこ吹く風。何日もPCを開けない日々。スクールのお知らせも面倒とすら思えてしまうようになりました。
そのほかに、誰しも経験のあるのが、ダイエット。
「走る」「歩く」という行動も雨のせいで中止。ジムは定休日だから、運動できない。
いやいや、家でだって筋トレできるよ?やる気さえあればどこでだってなんでもできるよという人も中にはいるかもしれませんが、私は決してそんな強靭なメンタルは持ち合わせていません。
何かと「やめる」「あきらめる」ための理由を探しています。
そんな私と同じ悩みを持つ皆さんに今回は朗報を持ってきました。やる気がでないなと思ったら、ぜひ、一読してみてください。
モチベって自分のせい?

結論、モチベーションを高いまま、維持・継続できないのは、自分のお豆腐メンタルが原因ではありません。
では、一体何が、私たちのモチベを継続させてくれないのでしょうか。
答えは、「ホメオスタシス」。
ホメオスタシスを簡単にいうと、恒常性や現状を維持したいという性質です。
これは、生存本能に対する現状性のこと。
例えば、私の場合、将来に対する不安から、マーケティングを学び、在宅でも稼げるスキルを身につけたいと思っています。しかし現状は、夫の収入と私のアルバイトでなんとか生きていけています。将来に対する不安よりもなんとかなっている今の状態の方が優ってしまいます。
だから、私は死ぬほど努力しないといけないと頭ではわかっていても、もちろん死ぬほど努力はしていませんし、努力しようとすると、もう一人の私が、「明日から頑張ればいいんじゃない?」と誘惑してくるのです。
そうなんです。これが、現状を維持したいという本来の人間らしさ。変わることを恐れている生存本能です。
言うなれば、この本能を敵に回して、毎日毎日戦ったら、そりゃあ疲れます。だから、みんな挫折してしまうのです。
ということで、まずは、自分だけが、お豆腐メンタルだから、できないんだというネガティブをやめましょう。
現状を維持したい生き物の性質を理解する

では、尊敬する偉人や学校時代、秀才で頑張り屋の東大にいった彼や彼女はどうやって、そのモチベを上げていたのでしょうか。
もはや、精神論ではないということが、先ほど判明しました。
まずは、現状を維持したいというホメオスタシスについて詳しく知るところからのスタートです。
ホメオスタシスとは、恒常性、現状維持をする性質、生存本能に対する現状性。
ん〜難問。
ただ、変化するのを阻止しているのだとしたら、変化することが当たり前になる状態を作り出すことができれば、ホメオスタシスは協力してくれるという裏返しですよね?
私自身が経験したホメオスタシスが良い方向に働いたと思う行動を分析してみましょう。
就活がひと段落したある年の2月。大学は長い春休みに入ります。その間、バイトもせずにアパートでゴロゴロ過ごしていました。そしてあっという間に4月。
社会人1年目の私は、朝6時に起床、準備を整え、車で出社。約30分車を走らせると職場に着きます。その後は、メールチェック、通常業務、何もなければ5時15分に退社。家に帰ると夕ご飯の支度。お風呂に入り、22時就寝。
この超規則正しい生活を仕事に遅刻したくないと思っていた私は、必須に守りました。モチベなんてありません。ただ、上司に怒られたくない一心。
大学時代は朝起きられなくて、1限目の講義は取らないようにしていた私。ご飯も食べたり食べなかったりと不規則。むしろ、それが普通で一生変わらないと思っていました。
しかし、置かれた環境に人間は適応していきます。毎日、同じことを繰り返すと「できた」「できる」と自信にもなります。
そんなこんなで立派に社会人としての私が出来上がったのです。
これは、ある種のホメオスタシスが働いた結果です。グータラな私が、きっちりした人間に生まれ変わったようなこの現象は、変化を受け入れ、それが現状になった証拠。
ホメオスタシスを味方につけました。
それを、他の学びやダイエットに結びつけることができれば、ホメオスタシスを理解し、自ら操ることができるはず。
さあ、現状維持の性質をコントロールしてやろう

ホメオスタシスをコントロールして、「今日はやる気がでないからやめよう」とか「明日から頑張ろう」をなくすために、もう一歩踏み込んでいこうと思います。
私が社会人1年目で変化した理由は、毎日同じことを繰り返したからでした。
これはホメオスタシスに対して「変化し続けることが通常なんだよ!」と覚えさせたからできたこと。
つまり、変化し続ける状態が通常なんだとホメオスタシスに教え込めば、人生すら変わってしまうということです。
それができれば、1年で全くの別人になることも夢ではありません。
では、具体的に何をすれば良いのでしょうか。
答えは単純です。
毎日欠かさず、自分がなりたい姿になるために必要なことをやるだけ。
いやいや、それができないからモチベが保てない話してるのでは?と怒りモードになってしまわれたかもしれません。
私も含め、世の中の人は、一度に頑張りすぎ。ガス欠になっちゃいます。
そのため、必要だと思うことを3つ書き出してください。
その後、毎日その3つをやると決めましょう。
ただし、どんなに疲れて帰ってきても、飲み会でお酒をがぶ飲みして帰ってきても達成できるレベルまで下げてください。
私のマーケティングを学ぶために毎日することは、
- 本を1行以上は読む
- PCに電源をつける
- ラジオ体操する
と定めています。
何それ?簡単すぎない?
はい、それで大丈夫です。むしろそれがいいんです。
本を読み始めて、1行で終わる人はなかなかいませんし、PCの電源つけたら、ちょっとでも学ぼうかなと思います。
その一歩ができるかできないかで変わります。
それが、自信になり、モチベがあるとかないとか関係なしに、PC開かないと気持ち悪いくらいになったらホメオスタシスは味方になってくれます。
成功を繰り返しシンプルに生きる

私は、マーケティングで稼ぎたいと思っているので、学習に対して、どんどん学ぶことが当たり前になるように目標を立てましたが、これは、どんな状況でも言えることです。
例えば、ダイエット。
頑張りすぎない。最初から飛ばしすぎないで、シンプルに毎日やることを決めましょう。
- 朝起きたら、コップ1杯の白湯を飲む
- 1回以上腹筋をする
- 30回は咀嚼して食べる
「できた!」その積み重ねが自信になり、気持ちに左右されず、変化し続ける基礎を作ります。
子どもを持つママなら、「勉強しなさい!」って怒らずに、3つやることを決めて、毎日取り組んでもらうのも良いですよね。
その成功体験が、自信と勇気をくれるでしょう。
ちなみに、生き物はDNAが1%変わるだけで別の生き物に変わることをご存じでしょうか。例えば、DNAがたったの1%狂うと人間は、オラウータンになるそうです。
3%違うと?
実は、ネズミになってしまうそう。
自分も含めて、感情のままに生きてる人が多い気がしませんか?
感情のままに生きていては新しいことにチャレンジしても続きません。
でも、たったの1%考え方を加えたら、オラウータンが人間になれるわけです。
せっかく、人間に生まれたのだから、変化を恐れず、何事にもチャレンジしていきたいですね。
今回のまとめ

今回は、モチベーションUP術について記述しました。
私自身、このモチベという存在にえらく悩まされてきました。やる気があるのは最初だけで長続きしないので、ある程度できるようになっても続かない。ダイエットは明日から。
でも、今行っている3つの簡単なやるべきことは毎日続けられています。酔って帰ってきてもPCを開くと何かしら勉強したり、思いついたことを書き出したり。
ラジオ体操は、全く体力がないので、少しでも体力をつけて在宅ワークを長く続けられるようにと目標設定しました。実はちょっと痩せたんです。棚ぼたってやつですね!(笑)
些細なことですが、俄然やる気が出てきますよね。
新しいスキルを身につけることも今では、できそうと思えるから不思議。
ほんのちょっとの努力で変えられます。皆さんもホメオスタシスを味方につけましょう。
[…] そのモチベーションを継続させるには、ホメオスタシスをコントロールする必要があります。ホメオスタシスについては、こちらの記事をご覧ください。 […]